ジョジョは何部まで?歴代主人公とおすすめの見る順番・人気を徹底解説
1987年の連載開始以来、世代や国境を越えて熱狂的な支持を集め続ける荒木飛呂彦の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』。シリーズごとに主人公が交代し、舞台や時代、さらにはジャンルまでもがダイナミックに変貌を遂げる特異な構成は、唯一無二のエンターテインメントとしてカルチャー界に君臨しています。
2026年現在、ウルトラジャンプにて連載中の第9部『The JOJOLands』が大きな話題を呼ぶ中、「ジョジョは何部まで出ているのか」「歴代の主人公や能力はどう違うのか」「初心者はどの順番で見るべきなのか」と疑問を抱く方も多いはずです。本稿では、全9部のストーリー概要から歴代主人公の系譜、アニメの視聴ルート、ファンの間で最高傑作と称される部まで、徹底的に整理して解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2026年現在、原作漫画は第9部『The JOJOLands』がウルトラジャンプで連載中、アニメは第6部まで完結済み。
- 要点2:作品の魅力は「波紋」から「スタンド能力」への進化と、各部ごとに完全に独立したジャンルと主人公が躍動する重厚な人間ドラマ。
- 要点3:初心者は王道の「第1部からの時系列順」または圧倒的人気を誇る「第3部・第5部」からの入門が最も挫折しにくい推奨ルート。
【2026年最新】ジョジョは現在第何部まで?各部一覧と歴代主人公の系譜
『ジョジョの奇妙な冒険』は、2026年現在第9部『The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)』まで展開されています。物語は大きく分けると、初代から連なる血統の因縁を描いた「第1部〜第6部(一巡前の世界)」と、新たな世界観で再構築された「第7部〜第9部(一巡後の世界)」の2つの大きな潮流で構成されています。
各部ごとに主人公(歴代ジョジョ)の性格や目的、戦いの舞台となる国が異なり、サスペンス、冒険活劇、ヤンキーアクション、群像ミステリーなど、多彩なエンタメ要素が詰め込まれているのが最大の特徴です。
| 部数 / タイトル | 歴代主人公 / 舞台 | 主な戦闘スタイル・能力 | 編集部の見解・見どころ |
|---|---|---|---|
| 第1部 ファントムブラッド | ジョナサン・ジョースター (19世紀末 イギリス) | 波紋疾走(オーバードライブ) | すべての原点。宿敵DIOとの因縁が幕を開ける重厚なゴシックホラー。 |
| 第2部 戦闘潮流 | ジョセフ・ジョースター (1938年 アメリカ・欧州) | 波紋+頭脳戦・心理トラップ | 軽快な主人公による騙し合いバトル。「柱の男」たちとの死闘が爽快。 |
| 第3部 スターダストクルセイダース | 空条承太郎 (1987年 日本〜エジプト) | スタンド(スタープラチナ) | スタンド能力が初登場。ロードムービー形式で世界的人気を決定づけた傑作。 |
| 第4部 ダイヤモンドは砕けない | 東方仗助 (1999年 日本・杜王町) | スタンド(クレイジー・ダイヤモンド) | 日常に潜む猟奇殺人鬼を追うサスペンス。群像劇としての完成度が極めて高い。 |
| 第5部 黄金の風 | ジョルノ・ジョバァーナ (2001年 イタリア) | スタンド(ゴールド・エクスペリエンス) | ギャング組織の抗争を描く。覚悟と運命に抗う若者たちの熱いドラマが屈指の人気。 |
| 第6部 ストーンオーシャン | 空条徐倫 (2011年 アメリカ・刑務所) | スタンド(ストーン・フリー) | シリーズ初の女性主人公。刑務所からの脱獄とジョースターの因縁の終着点。 |
| 第7部 STEEL BALL RUN | ジョニィ・ジョースター (1890年 北米大陸) | スタンド(タスク)+回転の技術 | 新世界編。過酷な乗馬レースを通じて「再生」を描く、青年漫画最高峰の人間賛歌。 |
| 第8部 ジョジョリオン | 東方定助 (2011年 杜王町) | スタンド(ソフト&ウェット) | 自らの記憶を追うアイデンティティの探求と、「呪い」を解くためのミステリー。 |
| 第9部 The JOJOLands | ジョディオ・ジョースター (現代 ハワイ・オアフ島) | スタンド(ノーベンバー・レイン) | 「大富豪になる」という野望を抱く少年のクライムサスペンス。連載中の最新作。 |

ジョジョを見る順番・読む順番の決定版|初心者が挫折しない2大ルート設計
作品をこれから楽しみたい読者が最も直面しやすい悩みが、「どこから読み始めるべきか」という問題です。結論から言えば、読者の目的や好みに応じた2つの推奨ルートが存在します。
王道重視:第1部からの「時系列コンプリート・ルート」
作品の根底に流れるテーマ「人間讃歌」と、世代を超えて受け継がれるジョースター家の血脈を100%味わいたいなら、第1部から順番に追うのが間違いなく最適です。
第1部は全5巻(アニメなら全9話)と非常にコンパクトにまとまっており、続く第2部では荒木飛呂彦特有のトリッキーな頭脳バトルが一気に開花します。第1部・第2部で描かれる「石仮面」と「波紋」のルールを理解しておくことで、第3部以降のスタンドバトルやDIOとの因縁対決が何倍もドラマチックに感じられる設計になっています。
効率重視:人気作から入る「第3部・第5部スタート・ルート」
「まずは現代のエンタメとして一番盛り上がっている部分を見たい」「序盤の古い作風で挫折したくない」という方には、第3部『スターダストクルセイダース』または第5部『黄金の風』からのスタートを推奨します。
ジョジョの代名詞であるスタンド能力は第3部から本格始動するため、バトル漫画としての完成度はここから一気に跳ね上がります。また、第5部は物語の舞台がイタリアに限定されており、前後の部との直接的な繋がりが比較的薄いため、単体のクライムアクション映画感覚で没入できるメリットがあります。
一番人気はどこ?ファンの声とデータで見る歴代人気ランキング
歴代9作品の中で、読者やアニメファンから特に高い評価を得ている「最高傑作」はどの部なのでしょうか。大手ポータルサイトのアンケート調査やSNS上のファンコミュニティの動向を分析すると、上位を争う3つの部が浮き彫りになります。
第1位争い:第5部『黄金の風』と第7部『STEEL BALL RUN』の二強体制
アニメ化によって国内外で爆発的なファン層を獲得したのが第5部『黄金の風』です。「ギャング・スター」を目指す主人公ジョルノと、ブチャラティ率いるチームメンバーそれぞれの過酷な生い立ち、命を懸けた「覚悟の美学」は、10代から40代まで幅広い層から圧倒的な支持を集めています。
一方で、長年の原作読者や批評家筋から「シリーズ屈指の最高傑作」と評されるのが第7部『STEEL BALL RUN(SBR)』です。青年誌『ウルトラジャンプ』に移籍したことで、心理描写のリアリティと残酷描写、そして「不完全な人間が歩き出す物語」としてのテーマ性が極限まで研ぎ澄まされ、大人の読者を唸らせる金字塔となっています。
不動のシンボル:第3部『スターダストクルセイダース』
承太郎の圧倒的なカリスマ性と、DIOという少年漫画史に残る悪の権化の対決を描いた第3部は、大衆的人気において今なおトップクラスです。「オラオラ」「無駄無駄」「時間を止める能力」など、ポップカルチャーの共通言語となった要素の多くがこの第3部に凝縮されています。

一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上の口コミや掲示板では、しばしば初心者を遠ざけてしまう誤解が散見されます。実態に基づき、それらの疑問を解き明かします。
誤解1:「絵柄のクセが強すぎて読みにくい」という先入観
独特のポージング(いわゆるジョジョ立ち)や濃密な筆致から敷居の高さを感じる人が少なくありません。しかし、荒木飛呂彦自身が著書『荒木飛呂彦の漫画術』で明かしている通り、構図や配色はミケランジェロなどの古典美術や海外ファッション誌(『Vogue』等)を徹底的に研究した緻密な計算に基づいています。アニメ版では現代的なスタイリッシュさに昇華されており、数話を視聴すればそのビジュアル美が唯一無二の魅力へ変わります。
誤解2:「前の部を読んでいないと話についていけない」
各部は基本的に「主人公」「敵組織」「事件の舞台」が完全に一新されます。前の部の主人公が助っ人として登場すること(第3部承太郎が第4部に登場するなど)はありますが、作中で必要な過去設定は丁寧に語られるため、予備知識ゼロでどの部から入っても物語の本筋を見失うことはありません。
【プロの結論】作品論から導く「おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準」
30年以上にわたり読者を魅了し続けるジョジョの本質は、単なる能力バトルではなく、「不条理な運命や強大な恐怖に対して、人間がいかに尊厳を保ち、知恵と勇気で立ち向かうか」という実存的な問いかけにあります。
深層心理学における「シャドウ(自らの影)」との対峙や、運命を受け入れた上で前進する精神性は、現代社会で困難に直面する大人にこそ刺さる普遍性を持っています。
ジョジョを強くおすすめできる読者
- 知略・心理戦の駆け引きが好きな人:単なるパワー勝負ではなく、能力の相性や物理法則、ブラフを駆使した大逆転劇を楽しみたい層。
- 骨太な人間ドラマと名言に胸を熱くしたい人:敵・味方を問わず、自らの信念に殉じるキャラクターの生き様に共感したい層。
- ファッショナブルで前衛的なアートワークを楽しみたい人:ルーヴル美術館に作品が展示されるほどの先駆的ビジュアル世界を堪能したい層。
視聴・講読に慎重になるべき人の特徴
- グロテスク描写やホラー表現が極端に苦手な人:部位切断やサスペンス的スリラー描写がリアルに含まれるため、刺激に弱い方は注意が必要です。
- 明確な「正義と悪の単純な勧善懲悪」だけを求める人:悪役にも深い哲学や哀愁があり、味方側も時に冷酷な決断を下すため、多面的な人間理解を好まない場合は重く感じる可能性があります。

【ジョジョ 部】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アニメ版を見る場合、どの順番で見るのが正解ですか?
A1:アニメは原作の第1部から第6部までが忠実に映像化されています。放送順通り「1st Season(第1部・第2部)→ 2nd Season(第3部)→ 3rd Season(第4部)→ 4th Season(第5部)→ 5th Season(第6部)」と進めるのが最も自然で、伏線やキャラクターの成長を余すところなく楽しめます。
Q2:第9部『The JOJOLands』は過去作を読んでいなくても理解できますか?
A2:はい、問題なく楽しめます。第9部は第7部・第8部と同じ世界線のハワイを舞台にしていますが、主人公ジョディオの独自の成り上がりストーリーとしてゼロから描かれているため、単体で読み始めても十分に魅力を堪能できます。
Q3:スタンド能力とは具体的にどのような能力ですか?
A3:スタンドとは「生命エネルギーが作り出すパワーある像(ビジョン)」であり、持ち主の傍らに立つ(stand by me)ことから名付けられました。単なる超能力ではなく、時間を止める、物体を直す、ジッパーを取り付けるなど、個人の精神性や才能を具現化した多種多様なルール系能力として描かれます。
Q4:第7部『STEEL BALL RUN』のアニメ化予定はありますか?
A4:2026年現在、公式からの正式な制作決定アナウンスは待機状態ですが、第6部までの全世界的な大ヒットとファンの熱烈な要望を受け、業界内でも最もアニメ化が期待されている大型タイトルの一つです。
まとめ:時代を超えて進化し続けるジョジョワールドの楽しみ方
『ジョジョの奇妙な冒険』は、第1部のクラシックな冒険活劇から第9部の現代的なクライムサスペンスに至るまで、常に漫画表現の限界を拡張し続けてきました。
「何部から入るべきか」に厳格な正解はありません。正統派の歴史を追いたいなら第1部から、極上のスタンドバトルに触れたいなら第3部や第5部から、手軽に手に取れるアニメ配信サービスや電子書籍を活用して、ご自身のペースで奇妙な冒険の扉を開いてみてください。 (出典: ジョジョ 部(Yahoo!ニュース))